新城市消防防災センターで26日、人命救助に貢献した7人に新城市消防本部の成田保嗣消防長から感謝状が贈られました。贈呈式には4人が出席。 消防本部によると、新城納涼花火大会当日の13日午後3時ごろ、花火会場の桜淵公園すぐ下流の豊川で黒田雅寛さん、香ノ木幹人さん、中村真澄さん、美和幸志郎さん(平成6年生まれの同級生4人)が対岸の助けを呼ぶ声で浮き沈みする男性(25)を発見。3人が助けに向かい、美和さんが近くのリバーサイド園・ヨリタに向かい119番通報を依頼。依田京子さんが通報。依田尚浩さんと鈴木良一さんがカヌーで現場に向かい、先に救出に向かった3人が救助し引き上げた男性をカヌーに乗せて戻り、救急車の隊員に渡したということです。 救助された男性は、病院で検査を受けたがけがもなく、その日のうちに帰宅したそうです。 成田消防長は「人の命は何にも代えがたい。人命救助は『迅速』が重要。それぞれが迅速な対応をし、これまで自分の経験のないほどみごとな連携でした」と感謝しました。 管内の水難事故は今年3件。死亡事故は起きていません。去年は1件死亡事故がありました。