

東日本大震災が発生した3月11日を前に、JA愛知東青壮年部会の紙谷充昭さん(34)=花店こおらん経営=と新城高校園芸デザイン科の2年生5人が今日6日、新城市役所本庁舎1階情報カフェに「奇跡のひまわり」のプランター10鉢(1鉢3〜5本)を設置しました。
プランターは今月16・17日に開催される新城ラリーに向け展示されているラリーカーを彩る形で展示されました。新城ラリー開催期間中の17日ごろまで展示されます。
ひまわりは、夏がシーズン。この時期に咲かせるために、生徒たちは、紙谷さんや担当教諭の助言を受けながら12月初めに種をまき、電照菊の施設を活用して、光と温度を調整しながら栽培したそうです。
「奇跡のひまわり」は、阪神淡路大震災で犠牲になった少女・はるかさんが発見された場所に咲いたひまわり。復興のシンボルとして東日本大震災の被災地へ渡り、多くの人を励ましました。その後全国各地へと広まりました。新城市では、紙谷さんの指導、助言で、新城高校、千郷中学校などで栽培し種を増やしています。
今年1月に皇居・宮殿で開かれた「歌会始の儀」では、天皇陛下が『贈られしひまはりの種は生え揃ひ葉を広げゆく初夏の光に』と、奇跡のひまわりが成長する様子を歌にして詠まれました。




