きのう8日、黄柳野高校でNPO法人アスクネット(山本和男代表理事)=名古屋市熱田区=による社会人講師を招いた講座が開かれました。
「人とつながる社会人、自立した青年の育成」を目標に掲げる同校では、生徒が、地域振興、消防団と防災、IT情報、ボランティアなど6つのコースに分かれ、毎週2時間の学校設定教科「プロジェクトT」を実施し、年間を通して学んでいます。キャリア教育コーディネーターとして愛知県を中心に活動するアスクネットが。2013年から毎年社会人講師を招いた講座とインターンシップを実施し、このプロジェクトを支援しています。
この日、コースごとに新城市内で活躍する社会人による90分の講座が開かれました。
「消防団と防災」コースの11人の生徒は、「防災とドローン」のテーマでドローンの活用法や可能性などを学びました。講師は、行政書士で日本ドローンビジネスセンター代表の鈴木達也さんと東郷地区の東郷ドローン飛行隊の山口純生隊長。ドローンの機能、安全性、カメラ付ドローンの有効性など、実物を使って生徒らに伝えるとともに、活用法を一緒に考えました。雨のため外で飛ばすことはできませんでしたが、ドローンのカメラ映像視聴やスピーカー付きドローンからの呼びかけなどの実演が行われ、生徒たちは興味深く見入っていました。
2年の羽飼悠人君は「ドローンが精密ですごいものだとわかった。これから操作したり、活用法を考えたりしたい」と目を輝かせていました。
コロナ禍のため、各コース2人前後の生徒にしぼり、22日に講師の職場でインターンシップが行われます。