JA愛知東(海野文貴組合長)の「こども農学校」の児童らが23日、新城市グリーンセンターしんしろの店頭に「こども八百屋さん」を出店しました。開店前から多くの人が並び、開店と同時に店頭に並んだ商品が飛ぶように売れていきました。
店頭には、この日の朝全員で収穫した八名丸サトイモ200袋以上(1袋100円)と10月3日四谷千枚田で稲刈り・ハザかけをし、10月8日脱穀したハザかけ米(ミネアサヒ3合200円)約300袋が並びました。収穫したさつまいものスティックも売られました。
東郷東小5年の中澤蒼七さん(10)は「全部売れてよかったし、楽しかった。おいしく食べてほしい」と話し、千郷小5年の長田愛菜さん(10)は「農学校では普段作らない弁当を作ったことが思い出。きょうは完売できてうれしい」と笑顔でした。
プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」の元選手・鹿毛誠一郎さん(地域プロモーション本部長)も田植え、稲刈りに続きこの日も訪れ、「自分で作ったものを販売するのはすばらしい体験」と笑顔で応援していました。
こども農学校は、管内小学3〜6年生を対象とした通年型(年10回)の農業体験イベント。2005年開校から18年目を迎えた今年は、12校77人が入学しました。悪天候で2回授業が中止となったが、4月から田植え、サトイモの植え付け、カレーやウインナー作りなどを体験し、農業や食べることの楽しさ、大切さを学んでいます。
農学校の活動は、11月の閉校式を残すのみとなりまし