東栄町下田のフラワーアレンジメント教室「マグノリア」が、29日から11月6日まで同町本郷のB&B体育館で開催されている町民作品展に10周年記念として「ウエディング」をテーマにした作品を出展しています。
マグノリアは、10年前に生まれ故郷に戻ってきた伊藤三千子さんが趣味を生かして開いた教室。生徒は現在女性15人。毎年この作品展に個人・共同で出展しています。伊藤さんが講師を務める町生涯学習事業の講座で学ぶ小学生たち18人の作品もテーマに沿う形で展示されています。
今回は「森の教会」をイメージして作品が並んでいます。顔ハメ写真が撮れる新郎新婦の横に、ツルや葉、マツボックリなどで飾られたウエルカムアーチがあります。それをくぐると個人のアレンジメントが並ぶバージンロードがあり、かわいい神父さんへと続きます。神父さんの裏には教会のステンドグラスを模したドライフラワーなどを使った壁掛け飾りが並び、周りにはコケでつくったクマやリスたちが結婚を祝います。製作に手間がかかったという大きなウエディングケーキも存在感があります。
「レースを組み合わせたウエディングドレスに苦労した」という伊藤さんは「10年はあっという間だった。今回もそれぞれ工夫して楽しく作った。みんなのお気に入りはウエルカムアーチ」と笑顔で話しました。
きょう10月31日はハロウィーン。あすは、もう11月ですね。