学校教育で取り上げられることの少ない新しいスポーツを体験する「ニュースポーツフェスしんしろ2024」(同実行委員会主催)がきのう16日、桜淵公園で初開催され、1000人を超える子どもや市民が集まった。
公園の広い運動広場と中央公園には特設のステージ、キックボクシングリング、サッカーコート、スケートボードプレイエリアなどが設けられ、子どもたちがダンス、キックボクシング、4人制サッカー (4V4)、スケボー、ボルダリング、ハンドボール、ドローン、沢登りの8種目を楽しみました。
中央のリングでは、キックボクシングの試合が行われ、子どもらが迫力ある試合をし、応援の声や歓声が響きました。ドローンやハンドボールを使った的あて、ボルダリングボード挑戦などのほか、沢登り体験ブースでは磁石を使った蛇紋岩釣りなども行われました。暑い日差しを浴びながらサッカーゲームをする子どもがいれば、種目を順に回って体験する子どももいました。
会場には、キッチンカーも並び、かき氷の前には長い列ができていました。
フェスは、地元でニュースポーツを頑張っている子どもや指導者らに、発表の場を提供し、市民への認知度を高め、裾野を広げることをねらいとしています。実行委員長の黄柳野高校教諭・梶山啓太さん(37)は「目標1000人を達成でき、複数のスポーツを通して親子の交流もできている」と「『1人の子どもが複数のスポーツに挑戦する新城モデル』を進めたい」と述べました。