27日(日)新城文化会館301研修室で、新しい水文明シンポジウム「清流・豊川の再生と共生を考えるシンポ」(豊川を守る住民連絡会議主催)が開催されました。 豊川を守る住民連絡会議は一昨年8月「豊川の再生と漁協の役割」のテーマでシンポジウムを開催。豊川の水量減少、水質低下による生態の悪化の深刻であること、アユの産卵回復や河川の生態環境の改善が急務であることなどを確認。以後、アユの産卵改善を図る「天然アユ回復プロジェクト」を進めています。 この日のシンポでは、まず設楽ダム建設の中止を求める会の伊奈紘副代表が「設楽町の今」と題して報告。 続いて、豊川上漁協理事の平松孚さんがアユの状況や生態系の変化を報告。 さらに、みなと塾代表の加藤正敏さんが、「三河湾干潟の現状」を報告。「『愛知のアサリ』を支える六条潟を守るため、これ以上環境を悪化させないでほしい」と訴えました。 渡邉正代表は、これまで水を取り、水を汚し、川をいじめてきたことを憂い「これ以上破壊せず自然な形に回復を」と話されました。 9月10日(日)午前9時から12時まで、豊川市三上町の豊川で「天然アユ回復プロジェクト」のアユ産卵場づくりが行われます。 <集合場所> 三上橋下河川敷 <問い合わせ> 古橋 携帯080(3281)3568