
新城市長篠のNPO法人「もくせいの家ほうらい」(坂神とも江理事長)の障がいのある利用者らがこのほど、ビデオレターを作成し、コロナ禍で会いに行けない高齢者施設やグループホームなどに贈りました。
2009年開設された「もくせいの家ほうらい」は、就労移行支援事業、日中一時支援事業就労継続支援B型事業、相談支援事業を行っています。職員は10人、利用者は30人ほど。
「日ごろ支援を受けることの多い障がいのある利用者たちが、逆に喜んでもらえることがしたい」との願いで、例年高齢者施設などの慰問をしてきましたが、この2年はコロナのため訪問できていません。そこで、就労支援員の山本俊輔さんたちが、ビデオレターを贈ることを企画しました。
利用者らのアイデアを生かし、4つのグループに分かれ、自分たちの日常や仕事の紹介、東京オリンピックなどのクイズ、「幸せなら手をたたこう」などの歌と楽器演奏、「あかとんぼ」の歌と劇を準備し、収録しました。再生時間は約30分。全員が関わり、楽しく心のこもった内容になっています。山本さんは「全員で作ると、こうもアイデアが出てくるんだと驚いた。イメージを遥かに超えたビデオができた」と喜んでいました。
ビデオレターは、手紙を付け、くるみ荘、グループホーム長篠の家など市内7箇所の高齢者施設に贈りました。JAひだまりでは片桐良子さん(95)らが、利用者らからビデオを受け取りました。ビデオを視聴した片桐さんは「ビデオはとても楽しかった。手拍子をして参加させてもらった」と笑顔出でした。
山本さんは「皆さんに喜んでもらえ、自分たちも楽しめてよかった」と振り返ります。