新城・勝手に応援隊

 新城市には、すばらしい自然があり、歴史文化の華が咲いています。そして、ふるさとを愛し情の厚い人々が住んでいます。こうした新城の三宝(「人」「自然」「歴史と文化」)を、独断と偏見で紹介していきます。

22日に合唱劇「銀河鉄道の夜」再演

 親子合唱団「しんしろ星の子合唱団」が今月22日、新城文化会館大ホールで合唱劇「銀河鉄道の夜」を再演します。
 8月に開催しましたが、障がい者らから公演を望む声が上がったため「『すべての人と音楽を』コンサート」とタイトルを銘打ち、装いも新たにしました。
 合唱劇は、岡崎市出身の桃井聖司さんが脚本と作曲を手掛けた「オペラ『銀河鉄道の夜』」を参考に構成されています。小学3年から70代までの団員が、1時間の合唱劇を創りあげます。2日には、大ホールで昼過ぎから夜にかけてリハーサルが行われ、演技や歌い方、効果音などを確認し、修正を加えていました。
 合唱団は昨年、合唱劇「銀河鉄道の夜」を披露しました。「車椅子や障がいのある人のためにもう一度公演してほしい」との声を受け再演が決まりました。愛知県2024年度文化活動事業費補助金「誰もが参加・鑑賞可能な文化芸術事業」及び、三菱UFJ銀行新城支店からの寄付金を受けています。
 団長の山本拓哉さんは「大きな声が出たり、じっとしていられなかったりする障がいの方も心から楽しんでほしい。一般の方も同じ空間で楽しみ、理解を深めてほしい」と話します。
 当日の会場は、前4列106席分を車椅子用に外し、声を出したり、動き回ったりすることも自由で、いつでもトイレなどの出入りができます。
【開催時間】 開演午前10時15分 (開場9時45分)
【チケット代】 大人1000円、子ども・障がい者500円
【問い合わせ】 事務局 ☎0536(22)0802